0から養う継続力

新しいことを始めても三日坊主で終わってしまう。

努力しようと思っても何でも中途半端になってしまう。

 

けど、何か変わりたい、技術を身につけたい。

と思いながらも、毎日ツイッターとソシャゲに時間が吸い込まれていく。

そんな社会人生活に終止符を打つため、生まれてこの方ろくに目標を掲げず、のらりくらり適当に生き抜いてきた自分が、独断と偏見による熱い成長メソッドを考えました。

 

みなさんこんばんは、あまぬいです

今回のテーマは継続力。Everyday三日坊主な自分なりに、どうやったら継続力が鍛えられるか考えてみました。

 

 

 

僕が思いついた最高のソリューションは 

コンパクトなハードル設定です。

 

最近は低いハードルがトレンド。そびえ立つ壁をよじ登る時代は、もう終わった。

新しい事にチャレンジしたいとき。逆に、何か悪い癖を治したいとき。ちょっとした勉強やトレーニングを毎日の習慣にしたいとき。そんなときは、まず自分をゴミのように過小評価して、躓くことすらかなわないような低い低い目標を立てましょう。下記におすすめのレベル下げポイントを列挙するので、お好みの方法で目標を下げましょう。

  • 頻度を落とす(例:3ヶ月に1度だけ勉強する)
  • 回数を減らす(例:腹筋を3回する)
  • やろうと思うだけでOK(例:今夜はランニングしよう、と思うだけで目標達成)

どれもこれも、まるで意味が無さそうで、実際にそれ自体は無意味でしょう。しかし、ここで重要なのは、この下らない習慣を継続させることであり、続けられそうだと心の底から思えるようなイージーさを醸し出すことです。これらは全て、継続のためのフックに過ぎません。

瞬間的なやる気、モチベーションは不定期に訪れます。しかし、継続しなければ、そのやる気は単なる気まぐれに過ぎず、一瞬の自己満足にしかなりません。それよりかは、たとえ実にならないような陳腐な習慣でも、やり続けることに一定の価値があると僕は考えています。何故なら、どれだけ低いハードルを設定しても、跳ぶときは、実際のハードル以上の高さを跳ぶに決まっているからです。

3ヶ月に1回にしたくても、1ヶ月に1回は机の前に座ってしまうでしょうし、腹筋は3回だけで終わりたくても5回くらいはするでしょう。やろうやろうと思い続ければ、すこぶる体調がいい日がいつかやってきて、本当にランニングできてしまうかもしれません。

継続は積み重ねである必要はなく、気まぐれな「いつか」への投資だと思えばいいのです。この将来への投資は、先ほどの不定期なモチベーションからくる気まぐれとは少し異なります。何故なら、その大きな目的は、願望を現実に昇華させるというプロセスを身体に馴染ませることだからです。

 

 もう一つ大事なことがあります。それは、途中で投げ出してしまっても、まるで悪びれず日常に戻ることです。矛盾しているようですが、継続力を手に入れる下準備として、挫折を受け入れる心構えが重要です。ネガティブ思考を治すために、いきなりポジティブになろうとせず、まずはネガティブなままの自分を許す必要があるのと同じですね。元々内容の薄いルーチンなので、続けようが続けまいが何も変わらない筈ですから、止めるときはサクっと止めましょう。

 

そして、サクっと止めた後、また始めたくなった時にはサクっとやり直せばいいのです。この反復横とびが、継続力を高める上で最も大事な考え方です。やる→やらない→やる、という繰り返しは、長い目で見れば続けていることになります。ハードルは低いだけでなく、小さくコンパクトにまとめましょう。その方が片付けやすく、かつ、出しやすいからです。

そんなに楽をして良いのか、と思われそうですが、良いのです。経験上、飽き性の人間が継続力を身につけるには、それくらい小さなステップに分けないと実現しません。きちんと自分を疑って、コンパクトな目標を掲げましょう。

 

 

以上が、自分なりの継続力爆上げロジックになります。成果があるか?効果があるか?それは皆目、見当がつきません。自分自身、何も成し遂げた身ではないので、効果の保証はありません。

しかし、毎日仕事で疲れ果てている自分のような社会人でも、何とか新しいことに手を出せるよう、ざっくりと頭を捻ってみました。

 

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。